柳 斎生 映像展―触発―

カテゴリー
作品展示
開催日時
2008年7月1日 ー 7月23日
場所
mscギャラリー 知徳館 1F C163
出展者
柳 斎生氏

出展者プロフィール 柳斎生 (やなぎ いっせい)

1974年京都生まれ。
大学在学時よりヴィデオやコンピュータを使った作品を作り始める。その後、8ミリフィルムそして映画監督 高嶺 剛氏に触発され、8ミリフィルムとデジタルヴィデオを混合させたドキュメンタリーや実験的な映像作品を制作。

REPORT

ドキュメンタリーや実験的な映像作品を制作されている映像作家・柳斎生氏の展覧会を開催しました。5点の映像作品の他に、8ミリフィルムカメラ、映写機、くるくるてれび(簡易フィルム再生機)の実物も展示されました。
「灰色の情景」は柳氏の家族に起こったあるエピソードを描いたドキュメンタリーです。母親へのインタビューによって徐々に物語は浮かび上がり、しかし、決して明確に提示されることはなく、映像の中を漂っているような浮遊感は独特でした。静かで、やわらかい光に包まれた風景、家、町並みが情感を湛えながら母親の語りの合間を繕っていきます。
「film-er」は部屋に差し込む光と揺れ動く空気を、カーテンの明かりの変化、揺らぎによって捉えた作品。カーテンを通して描かれた静かに移ろいゆく光景は、観る人に繊細な情感を呼び起こします。
この他「仰木・里山 地蔵プロジェクト〜2002年、夏のドキュメント〜」、「つきよみのガムランコンサート」、「家族の肖像」を上映。また、関連イベントとして作家本人を招いての特別上映会&ミニ講演会も行いました。