2009年度 森・有賀ゼミ合同制作発表会
環境をテーマとするメディアコンテンツの発表会
- カテゴリー
- 研究発表
- 開催日時
- 2009年10月13日(水)
- 場所
- 同志社ローム記念館 劇場空間
- 参加者
- 森・有賀ゼミ
REPORT
森ゼミ・有賀ゼミ3年次生が、総合地球環境学研究所(NEO MAP プロジェクト)をはじめ、地球環境を研究されている方々のご協力を得ながら、「環境」をテーマにメディアコンテンツの制作プロジェクトに取り組み、その制作発表を同志社大学ローム記念館にて行いました。
発表をした6グループはそれぞれに、環境保護と地域住民の関係や日常生活におけるエコの捉え方に着眼し、アニメーションやWebコンテンツ、映像といった多種多様な手法によるアプローチをみせましたが、すべてのグループに共通して、環境問題にまつわる既知の情報にとらわれることなく、問題の複雑な部分を見る視点、柔軟な思考によって、自分たちの側から問題提起をしたいという意思が感じられました。
プレイすることで自身の環境に対する知識を量ると共に、地域が環境問題にどう取り組んできたかという歴史を自然と知ることができる選択型のビジュアルノベル形式のゲームや、Flashを駆使して緻密に作られた環境保護に取り組む地域の紹介ホームページなど、これまでの授業で学んだ技術を活かし、人と人をつなぐものとして、メディアの新しい可能性を模索する作品が多く見られました。
作品タイトルと制作テーマ:
- エコファミ
- 日常生活の中で、地球環境の改善を意識するための知識を伝えることを目的としたWebコンテンツ。アニメーションゲームがコンテンツの中心。
- ぐっぽ
- 人が求める自然は、人間の社会生活に合わせて統制された、人に都合のいいものではないかという問題提起から生まれた手描きアニメーション。
- 海+森林+CO2
- 海の汚染、森林伐採、発電によるCO2、絶滅危惧種などに関する環境問題を、短いアニメーションあるいは実写映像で提示するオムニバス作品。
- 奄美の動物にまつわる環境問題
- 奄美大島にいる動物たちに関係する環境問題を、アニメーションを中心としたWebコンテンツで紹介
- 私たちの知らない環境問題
- 女子大生の生活を中心に、環境問題に対してどう行動するかを考える映像コンテンツ。アニメーションと実写映像からなる。
- Pikatti
- ガラパゴス島のヤギ、タンザニアの象、奄美大島のマングースなど世界中の動物が関係する環境問題を提起するインタラクティブアニメーション。