写真ワークショップ
- 2010.07.03
- 2010年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2010年度 第3回ワークショップ
- カテゴリー
- ワークショップ
- 開催日時
- 2010年7月3日(土)
- 場所
- 情報メディア演習室3 知徳館1F C164
- 講師
- 林 直氏(写真家)
講師プロフィール 林直(はやし・ただし)
1967年生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒。 現京都国立近代美術館客員研究員。ニコンカレッジ講師。 個展、グループ展など作品発表多数。
REPORT
写真家の林直氏を講師にお招きし、人物撮影をテーマに写真の撮り方を学びました。
当日はあいにくの大雨でしたが、ほぼ定刻どおりのスタート。まずカメラをさわる前に、一時間かけて写真の歴史を学びました。梅佳代や蜷川実花といった現代の女性写真家に始まり、日本の歴代写真家、海外の主立った写真家が紹介され、終盤では写真機の原点ともいわれる「カメラ・オブスクラ」や、氏の所有物である8×10カメラなども紹介されました。
午後からは一眼レフカメラを使い、じっさいの撮影に入りました。不思議なことに撮影に入るとそれまで降り続いていた雨が止み、外に出ることができました。しばらく自由に撮影したあと、教室に戻りプロの作品から構図や背景の処理などを学びました。本番撮影は「ヒバードホール」の愛称で知られるラウンジでおこなわれました。このホールは大きな窓やたくさんの調度品があり、人物撮影にはうってつけです。友人どうしペアになり互いを撮影し合いました。最初、恥ずかしがっていた学生もしだいに慣れてゆき、終盤ではモデルさながらのポーズをつける学生も出てきました。撮影終了後は演習室に戻り、画像をコンピュータで編集した後、展示会をおこないました。
空は暗く日中のほとんどは大雨でしたが、笑顔と歓声のたえない明るいワークショップでした。参加者22名。