2011年度 森・有賀ゼミ合同制作発表会
環境・科学をテーマとするメディアコンテンツ発表会
- カテゴリー
- 研究発表
- 開催日時
- 2011年10月4日
- 場所
- 同志社ローム記念館 劇場空間
- 参加者
- 森・有賀ゼミ
REPORT
森ゼミ・有賀ゼミ所属の3年次生による、「環境・科学」をテーマとしたメディアコンテンツの制作発表会が、同志社ローム記念館にて行われました。
総合地球環境学研究所をはじめ、地球環境や科学を研究されている方々のご協力を得ながら、約半年をかけて制作されたメディアコンテンツは、その手法もWebコンテンツ、映像、アニメーション、iPhoneアプリケーションと多岐に渡りました。
この発表では、コンテンツを制作するだけに留まらず、そのコンテンツを実際にどのように社会で活かしていくかという点も問われます。今年の発表では、社会との関わりを視野に入れた発表が多く見受けられ、学生たちの各テーマに対する真摯なアプローチと前向きな姿勢が強く感じられました。
Webにアップロードするということ以上のもう一歩先に進んだ社会化の方法を、インターネットに慣れ親しんだ世代だからこそ再考する兆しが見られ、意見交換の盛んな、よい発表会となりました。
1.アニメーション「つくも〜ペットボトルくんとテレビくん〜」
現代の「リサイクル」に、日本古来の民間信仰「つくも神」を関連づけ、実写と手書きを融合させたアニメーション作品。
2.Flashコンテンツ「京都2011」
東寺とその周辺を中心とした京都の景観の変遷を、縄文時代から現代までシミュレーションするFlashアニメーション。
3.iPhoneアプリケーション「酸性雨」
とある湖の酸性雨影響下における生態系の変化を1年かけて疑似体験する危機感喚起アプリケーション。
http://loso.lomo.jp/iphone
4.映像×Web「garbage」
河川汚染をテーマとした映像作品「river」と、海洋汚染がイルカに引き起こした実際の事件をもとに作られたストップモーションアニメ「sea」。Webにて閲覧可能。
http://www-im.dwc.doshisha.ac.jp/~garbage
5.Flash作品「kinds of Earth」
「もしも月が2つあったなら」、「もしもブラックホールが地球を通過したら」の両著をもとに作られたインタラクティブFlashアニメーションとコマ撮りアニメーション。
6.短編ピクチャーアニメーション「ねぇ、どうして?〜アマミちゃんのおはなし〜」
絶滅危惧種をキャラクター化し、その人為的な要因へと注意を喚起する子供向けアニメーション作品。