写真ワークショップ「私はカメラ」
- 2011.07.09
- 2011年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2011年度 第3回 情報メディア学科ワークショップ
- カテゴリー
- ワークショップ
- 開催日時
- 2011年7月9日(土)
- 場所
- 情報メディア演習室3 (知徳館1F C164)
- 講師
- 林 直 氏
講師プロフィール 林直(はやし・ただし)/写真家
1967年生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒。 現京都国立近代美術館客員研究員。ニコンカレッジ講師。 個展、グループ展など作品発表多数。
REPORT
「人物撮影の基礎」をテーマに、写真家の林直氏によるワークショップが開催されました。
まずは実際の写真撮影に入るまえに、簡単に写真の歴史を学びました。現在のカメラの原型とも言える「カメラ・オブスクラ」は16世紀ごろの発明ですが、そこから今日にいたるまでのおよそ500年を、約1時間で俯瞰しました。やはり学生は、とくに現代の女性作家に、より大きな共感を得たようです。途中、林氏個人の持ち物である8×10の大型カメラを見せていただきましたが、今日の高性能なコンパクトカメラに慣れ親しんだ学生は、その途方もない大きさに驚いたようでした。
午後からは、D5000一眼レフカメラの操作方法を簡単に確認し、すぐ外へ出ました。当日は快晴で、これ以上ない炎天下。まずは木陰でテスト撮影がてら、さまざまな構図を試したり、シャッタースピードを変えたりしていました。その後、友和館ヒバードホールに移り、室内撮影を体験しました。今度はきちんとポーズをきめるモデル撮影です。モデルになることを恥ずかしがるようすもなく、みな積極的にポーズをとり、撮影を楽しみました。最後はPhotoshopでトリミングや色調補正などをおこない、作品を完成させました。
今回は写真サークルに所属する学生もおり、例年よりも質の高い作品が多く見受けられました。