2012年度 同志社女子大学 情報メディア学科 進級制作展 「mediart」
- カテゴリー
- 作品展示
- 期間
- 2013年2月20日(水)—25日(月)
平日10:00ー19:00 土日10:00ー16:30 - 会場
- 同志社ローム記念館
同志社大学 (京田辺キャンパス内)
〒610-0394 京都府京田辺市多々羅都谷1-3 - アクセス
- 近鉄京都線「興戸駅」から徒歩15分
JR学研都市線「同志社前駅」から徒歩10分 - 入館料
- 無料
- 主催
- 同志社女子大学情報メディア学科
- お問い合わせ
- 同志社女子大学 情報メディア学科事務室
TEL: 0774-65-8635
展示作品
- 「White」 村井更良紗 インスタレーション
- 日常の生活空間を「白」に染め、非日常の空間を作り出す。その空間によって「日常からの自己解放」を促す作品。
- 「百色乙女」 福井智里 インスタレーション
- 思春期とは、一番輝いていて、一番移ろうとき。それを万華鏡と重ね合わせました。切り絵の少女が見せる変化をご覧ください。
- 「ココロの蛇口」 米田江利 インスタレーション
- 全てを吐き出したい時は出してしまえばいい。きっと新しい自分に出会える。そんな希望を込めました。
- 「My T project」 小西由佳 インスタレーション
- My Tは人がそれぞれ持つキャラクターのTシャツ。My T projectで新しい自分を発見しよう。
- 「カゲ」 大槻志保 インスタレーション
- ——私はあなたになりたかった—— 人々は「自分らしさ」と主張しながらファッションを使い捨てる。
- 「hemu -design stationary-」 田村友紀 webサイトとプロダクトデザイン
- ステーショナリーの企画、デザインをしました。これらをインタラクティブなwebページで公開しています。
- 「身近な情報」 中村芽依 映像・Webサイト
- 私達にとって一番大切な情報とは?身近な「体」に関わる情報を考え直すきっかけとなる作品を目指しました。
- 「art calendar」 山口あずさ Flashコンテンツ
- WEBで見れるカレンダー。Flashを用いたアニメーションで様々な絵柄に変化する。組み合わせを変えて好みのカレンダーに出来る。
- 「灯り」 長尾友里 Flashコンテンツ
- テーブル上のスイッチを押すと光や音が出る参加型のFlashコンテンツ。光を灯す喜びを感じてほしい。
- 「EDGING」 戸田美穂子 iPhoneアプリ
- 被写体の輪郭線を検出し、指でタップすることで自由に着色加工できるiPhoneアプリです。
- 「Reality? Daydream?」 糸井知佳子 映像
- 現実の世界から空想の世界へ。日常を少しだけ変えてみる、夢にでてくるような世界を表現しました。
- 「稲荷/三回転とひとひねり」 岡田千穂 映像
- 現在、長崎で活動されているバンド“三回転とひとひねり”さんのテーマとなる曲です。
- 「CALLED」 一刈英里香 映像(ショートムービー)
- カメラマンを目指す由紀に不思議な留守電が届くようになる。それは時空をこえて届いたメッセージだった。
- 「花よ花よ」 山本千春 ミュージックビデオ
- インディーズバンドLyu:Lyuの楽曲「花よ花よ」のPV。恋人を失った主人公の切ないストーリーを描きました。
- 「森のささやき」 本間生祥 ミュージックビデオ
- 音楽と映像で紡ぐ、絵本のような幻想の世界。耳を傾けて下さった貴方に、穏やかな時間が訪れますように。
- 「Color of Time」 向井えりか 映像
- “間の流れ”をテーマとしたプロジェクションマッピング。真っ白な木と家が“時間”によって彩られる。
- 「百人一首×音楽」 宇都宮愛佳・川田遥奈 映像
- 壁を作られやすい百人一首を読み砕き、楽曲に置き換えて映像と組み合わせることで、親しみやすさを持たせました。
- 「猫と旅」 齋藤未花 映像
- 3台のiPodを利用し、一見絵画の様に見えるが、絵画の中にいる猫が動きだし映像を渡り歩く。
- 「motion」 佐藤佳奈 映像
- 自作のBGMにコマ撮りアニメーションを合わせた、モノの動きを音と映像両方で体感できる映像作品です。
- 「アレンジしてみた。」 山縣亜梨沙 音楽
- classic × J-POP
クラシックを日本のポップソング風にアレンジ! - 「みぢかなものずかん」 澤田祐希 本
- 普段私たちが何気なく使っている身近な道具についての歴史や豆知識などをまとめて図鑑にしました。
- 「charming days」 中村聡美 写真集
- 何気ない日常の中にあるCharmingなモノや瞬間をおさめた写真集。目線を変えると毎日はたくさんのCharmingが溢れている。
- 「繋」 栗原花奈 写真
- 写真と写真を“ツナグ”。一人暮らしの自分と、離れている家族を“ツナグ”。心を“ツナグ”。
- 「eco」 林茉由子 グラフィックデザイン
- 「eco」をテーマにロゴやグラフィックデザインをしました。その過程も含めポスターにして展示します。
- 「うたいろ」 乾陽香 Flashコンテンツとプリント物
- 百人一首をテーマとした紙面、WEB雑誌。たった31字にあふれる思いを写真と文章に広げ現代に伝える。
- 「SEASONS」 岸佳苗 カレンダー
- 地元、徳島をPRするカレンダー。メインビジュアルを統一し、様々なバリエーションを用意しました。
- 「街の顔」 西川未恵 写真
- 家はその街の雰囲気を作る「顔」のような存在。街で出会った建物たちを通して、街の空気を感じてもらいたい。
- 「いろはにほへと」 狩山詩織 写真集
- 人形をモチーフに古典文学を表現する。写真集を見て新たな発見に出会える、かもしれない。
- 「パッケージデザイン」 中畠春香 立体
- 製菓ブランド「MÄRKT」様の商品の新たなパッケージデザインを制作させていただきました。
- 「BOOK WORM」 楠本優 立体
- 「好奇心とはなんだろうか。」日常生活の中にひそむ非日常。彼らの息遣いに耳を傾けてほしい。
- 「たまこレスキュー」 小川梨恵 Windows用ゲームコンテンツ
- 収集アドベンチャー。冬休み、人の少ない学校で玉子先生が困っている。皆に協力を求め、玉子を助けよう。
- 「七不思議巡り」 小西彩夏 アニメーション
- 学校の七不思議を題材にしたFlashアニメーションです。クスッと笑えて、ぞくっと怖い作品です。
- 「ザ・ループ」 桑原梨紗 GIFアニメ
- 制作ツール・形式を制限し表現に生かすことを目指したアニメ群
- 「音声合成ロボット——ニア・モヨ——」 森田陽子・西澤阿以・阿部仁美 PV
- 人から好まれる機械音声をテーマに、自身の声を用いた音声合成ロボットのプログラム製作。
- 「Part of my fragment」 佐伯奈央 写真
- “理想”も個人を表現する欠片である。本作品は2名のとある少女の理想の姿、彼女たちの“ほんの一欠片”を写す。
- 「相互視」 宮崎菜摘 モニターを介した映像作品
- 私たちは気づかないうちにお互いを監視し、見つめ合っている。そのことを示すための作品。
- 「MANGA」 井上歩 グラフィックデザイン
- 日常の中にある漫画と漫画によって生まれる非日常をテーマにしたグラフィックデザイン作品。
REPORT
情報メディア学科では3年次生が最終学年にあがる直前に、それまでの研究成果を学外に公開する機会を設けています。『情報メディア学科進級制作展』は自身の作品を《展示》という行為によって、いったん自分の手から離すことでその研究に客観性をもたせることを目的としたイベントであると同時に、作り手と受け手が一堂に会する貴重なコミュニケーションの場でもあります。
本展はおもにデザインやアートなどを研究する学生の参加が中心ですが、今回はとくにウェブコンテンツ、映像、アニメーション、ミュージックビデオ、写真、ブックデザイン、グラフィックデザイン、絵本、パッケージデザイン、iPhoneアプリ、プロジェクションマッピング、インスタレーション(空間表現)、インタラクティブアートなどさまざまな分野の作品が展示されることとなり、昨今の多様化するメディア事情を反映した内容となりました。参加者38名。