映像系ワークショップ応用編 「プロの現場に学ぶ CM・ドラマの撮影テクニック!」
- 2012.11.26
- 2012年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2012年度 第5回 情報メディア学科ワークショップ
映像系ワークショップ応用編 「プロの現場に学ぶ CM・ドラマの撮影テクニック!」
- カテゴリー
- ワークショップ
- 講師
- 武村 敏弘氏
- 開催日時
- 2012年12月16日(日) 9:00〜18:00
- 場所
- 情報メディア演習室3 知徳館 1F C164 C464
講師プロフィール 武村 敏弘氏
1960年4月29日生 京都府出身 同志社大学法学部卒。
東映京都撮影所にて、五社英雄、山下耕作、深作欣二監督の作品に従事。森田富士男、木村大作撮影監督に師事。 1994年よりフリーランスとしてCMを手がける。1999年撮影監督として独立。現在はCM、ドラマを中心にジャンルを問わず活動中。日本映画撮影監督協会会員。京都造形芸術大学非常勤講師。
受賞歴:ACCファイナリスト(サンポール洗浄力篇.大阪市条例周知)近畿地域ファイナリスト(ZAQ夏祭り.ダスキンメリーメイド羽伸ばし)・ACCシルバー(ホットペッパー)関東甲信越静ファイナリスト(Deatsおからこんにゃく)・ACCブロンズ(水性コックローチ決闘)近畿地域ファイナリスト(関西電気保安協会.汁ビーフン生きものバンザイ)・第58回電通賞2005公共広告最優秀賞(点字ブロック生命線)・第57回電通賞公共広告準優秀賞(日本・日本人(人工衛星、打ち上げようや。町工場のおっちゃんたちが、立ち上がった。))・2011 48 Hour film projectグランプリ、撮影賞
REPORT
数多くの CM、ドラマ、映画で撮影監督を務める武村敏弘氏を講師にお迎えし、撮影テクニックを学ぶワークショップを開催しました。
午前は監督、助監督、カメラマン、音声、美術、照明など各スタッフの仕事内容や関係(例えば、室内セットでの撮影時にカメラ位置を変える場合は、カメラマンの為に美術がセットの一部を変更したり、照明がライトの位置を変更したりする必要が生じる等)、撮影前の綿密な打ち合わせや撮影現場での動きなど、撮影という仕事全般についてのお話から始まり、次に一眼レフカメラを使いながら、カメラレンズの絞り、シャッタースピード、感度のそれぞれの関係性やその効果についての技術的な説明がされました。その後、撮影時の構図やカメラアングルによって観客が受ける心理的効果や、観客を混乱させないための演者とカメラの位置関係について、実際のCMや映像作品を観ながら詳しく説明していただきました。
午後は、照明機材の使い方と屋外ロケや室内セットでの光の当て方を、参加者全員が実際にカメラで撮影しながら学びました。
ワークショップの最後には、雑談形式で質疑応答が行われました。参加者はワークショップで説明を受けた事についての疑問点が解消でき、さらに理解を深めることができたようです。
ワークショップ全体を通して、実際の撮影現場を意識したお話や撮影テクニックの説明がされ、参加者にとって有意義なワークショップとなりました。
参加者13名。