作曲ワークショップ《超初級編》音楽と雑音の境目

2013年度 第5回 情報メディア学科ワークショップ

目的=音楽制作に必要な基礎知識の獲得
内容=ソフトウェア(Apple Logic)をつかって既存の楽曲を模倣します。 そのなかで楽曲の構造、楽器の種類・役割・演奏法、作曲技術、編曲技術、楽譜の読み方などを包括的に学びます。 また、ポピュラーミュージックの歴史(欧米編)を辿ることで、客観性を養います。 実際に作曲編曲はおこないませんが、それらをはじめる〈前準備〉に相当する内容となります。

カテゴリー
ワークショップ
講師
山本 輝(メディアサポートセンター)
開催日時
2013年11月30日(土) 10:00〜18:00(予定)
場所
情報メディア演習室2 (知徳館 1F C162)
対象・定員
情報メディア学科・情報文化専攻在学生 先着28名
これから作曲をしてみたい人/作曲をしようとしているが、基本がわからないという人
(ただし、情報メディア学科1〜2年次生を優先します)
持参物
お気に入りの曲が入った携帯プレイヤーかCD
筆記用具
昼食
申込期間
2013年11月7日(木)〜28日(木) 16:30
同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206)
お問い合わせ先
同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206)
TEL.0774-65-8635

REPORT

作曲初心者・未経験者を対象とした初級作曲ワークショップを開催しました。
今回のワークショップはこれから作曲をはじめるという人に人にぴったりの、音楽制作に必要な基礎知識を包括的に学ぶ内容となりました。

午前は、楽曲の構成と楽曲解析について学びました。
まずは講師の山本氏が、既存のポピュラーミュージックを例として、拍子・メロディーの構成・使われている楽器などのさまざまな角度から曲の解析方法を紹介。つぎに参加者が、自分のお気に入りの曲を実際に楽曲解析しました。指折り小節を数えたり、 図解や擬音語も盛り込んだ構成表を完成させたりと、どの学生も真剣に取り組んでいました。

午後は、まず曲中で演奏される代表的な楽器について学びました。
楽器の構造や曲の中で担当する役割の説明、アップルのlogicを使った楽器ごとの音色の確認、実際の楽器を使っての奏法レクチャーを通し、楽器への理解を深めました。
その後は作曲をする上で避けて通れない楽典の講義。
音符の形と音の長さの関係や#♭など中学校までの音楽の授業で習った範囲のおさらいからはじまり、スケールやコードワークなど実際の作曲をするときに知っておきたい内容が、ゆっくりと丁寧に説明されました。
最後は、1960年から2000年代の洋楽の歴史を実際に曲を聞きながら簡単に振り返り、年代ごとの音楽の特徴、楽器の進化と楽曲の変化のかかわりについて勉強をしました。

基礎知識を身につけるための講義中心の内容でしたが、一生懸命にメモを取ったり、ワークショップ終了後も個人的に質問に残るなど学生の意欲的な姿が印象的でした。
今回のワークショップを通じて学んだ知識と、曲を分解して聞くという態度は、これから作曲をする上でとても大きな力になることでしょう。

参加者:14名

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