ポートフォリオサイト作成 ワークショップ

2014年度 第2回 情報メディア学科ワークショップ

就職活動において制作物を見てもらうきっかけとしてポートフォリオがあります。ポートフォリオと聞くと冊子やファイリングした印刷物を想像しますが、近年Web上でポートフォリオを作成し、公開することが増えています。
Webサイトとしてポートフォリオを作れば、重いファイルを持ち歩くこともなく、気軽にスマートフォンでも見せることが可能です。紙に印刷されたポートフォリオは物質感があり良いものですが、ポートフォリオサイトは気軽に見られる・見せることができるという特性があります。
このワークショップではインターネット上にある無料のWebサービスを使い、気軽に見ることができるポートフォリオサイトを作成します。

カテゴリー
ワークショップ
講師
大谷 俊郎(メディアサポートセンター)
開催日時
2014年6月28日(土) 10:00〜17:00
場所
情報メディア演習室3 (知徳館 1F C164)
対象・定員
情報メディア学科・情報文化専攻 在学生 先着24名
※HTML、CSSの基礎知識がなくても参加可能です。
持参物
筆記用具、昼食
申込期間
2014年6月10日(火)〜27日(金) 16:30
同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206)
お問い合わせ先
同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206)
TEL.0774-65-8635

REPORT

就職活動や個人制作の発表にも活用できる、Webサービスを利用したポートフォリオサイト作成ワークショップを開催しました。

はじめに多くインターネット上で公開されている各種ポートフォリオサイトの事例紹介から、デザイン、サイト構成、使われているツールやテクニックの説明が行われ、Web上でポートフォリオを公開するときの注意事項や方法論について学ぶことができました。
次にサーバやドメインに関する情報、様々なWebポートフォリオ作成サービスの特徴やそれぞれのメリット、デメリットについて説明を受けた後、実際に「tumblr」を使用してポートフォリオサイトを作成することになりました。
各自tumblrアカウントを作成し、画像のアップロードやテキストの編集等のページ作成、デザインテーマの変更等のカスタマイズ方法を学び、自身のポートフォリオサイトを作成しました。

さらに他の方法として、現在多くのウェブサイト制作で用いられるCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)の一つであるWordpressの紹介と演習が行われました。
コンピュータにサーバ環境を追加するソフトウェアをインストールするところから始まり、データベースの作成、プラグインの追加など各種設定を行い、Wordpressを用いたポートフォリオサイトの作成を行いました。
Wordpressはtumblrと比較するとサーバ環境の準備等、手順が多いため、初心者には敷居が高く感じられたようですが、機能面での自由度が高く、より柔軟性がある事が分かりました。

大谷氏が個人の仕事として作成されたサイトも紹介され、クライアントの要望をサイトのデザイン、仕様等に落とし込んでいく過程の説明をしていただきました。
ポートフォリオサイトを実際に作るだけでなく、デザインや仕様を実現するためのツールや環境の選択など、Webデザイナーとしての仕事全般のお話もあり、参加者にとって今後Webサイトを作成するための知識や選択肢を増やすことができるワークショップになりました。
参加者6名

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