LINEスタンプをつくろう。イラストレーションワークショップ

2014年度 第7回 情報メディア学科ワークショップ

コミュニケーションツールとしてスタンダードになりつつあるLINEの便利機能であるスタンプ。様々なスタンプがスタンプショップから購入、ダウンロードできますが、2014年5月から始まった「LINEクリエーターズスタンプ」により、自作イラストをスタンプショップで販売できるようになりました。
このワークショップでは、スタンプとしてのイラストの作り方やどういった工夫が必要なのか等、スタンプのためのイラスト作成からLINEクリエーターズスタンプに申請するまでの流れを学べます。

カテゴリー
ワークショップ
講師
吉尾一氏(イラストレーター)
開催日時
1回目:2014年12月6日(土)10:00〜17:00
2回目:2014年12月14日(日)10:00〜17:00
場所
情報メディア演習室3(C164)
対象
情報メディア学科・情報文化専攻 在学生
定員
先着20名
持ち物
筆記用具、昼食
申し込み
2014年11月11日(火)〜12月5日(金)16:30まで
情報メディア学科事務室(C206)

吉尾 一(ヨシオハジメ)氏 プロフィール

イラストレーター 1982年生まれ。奈良県大和郡山市在住。
digmeout、Canvas@Sony等のアートプロジェクトの選抜や、FM802やリソナ銀行、雑誌、製品広告、アプリなど様々な媒体にイラストを提供するプロのイラストレーターとして活動。ファッショナブルな女性のイラストが特徴。京都芸術デザイン専門学校、京都造形芸術大学非常勤講師。

REPORT

参加希望者が定員を大きく超えたため、急遽2回目の開催が決定したほどの人気となった今回のワークショップの講師は、プロのイラストレーターとして活躍する吉尾一氏。
様々なメディア、クライアントとのお仕事で活躍され、実際にLINEクリエーターズマーケットにオリジナルLINEスタンプ「きの子ガーリー」の登録もされています。

まず、講師の吉尾先生の作品紹介と併せて、イラストレーターとしての仕事への取り組み、テクニックなどを実例・データと共に解説していただきました。その多彩な表現力、クォリティには受講生から驚きの声が上がっていました。

次に、LINEクリエーターズマーケットの現在の状況、人気スタンプの特徴、ユーザーの動向や、登録手続きから実際の審査、公開の手順までを詳しく解説していただきました。それらの情報を元に、今回ワークショップで制作するスタンプのコンセプト、ジャンル等のアドバイスもいただきながら、各自がアイデアを練り、ラフスケッチを行いました。

午後からは、考察した手書きのイラストスケッチをアプリケーションを使ってデジタル化する際の手順、手法を習得する演習を行いました。プロのイラストレーターならではのテクニックや設定等を踏まえた吉尾氏の丁寧な解説・指導のもと、各自が制作を進める一方、一人一人のアイデアのチェックや、データの処理方法などにもアドバイスをいただきました。

最後に、合評を行いました。
各自が制作したスタンプのコンセプトや使い方についてのプレゼンテーションを行い、吉尾氏から個別にコメント、アドバイスをいただけたことで、今後の作品制作へのモチベーションアップにつながった受講生も多かったようです。
1年次生から大学院生までの計35名が参加し、内容、成果物ともに大変充実したワークショップとなりました。

今回は時間の制約もあり、各自数個のスタンプ制作にとどまりましたが、申請に必要なフルセットの準備ができている参加者もおり、ぜひ、LINEクリエーターズマーケットへの登録申請まで進めてもらいたいと思います。

参加者 1回目:20名 2回目:15名

ARCHIVE MENU

2023年度のイベント・レポートは
学科イベント」でご覧いただけます。

ARCHIVE TOPICS

ARCHIVES

2019年度「志プロジェクト」報告会