2015年度 同志社女子大学 情報メディア学科 学生公募展
- カテゴリー
- 作品展示
- 会期
- [第1部] 2015年11月2日(月) ― 11月24日(火)
[第2部] 2016年1月7日(木) ― 1月22日(金)
各日9:00〜20:00 (土日、及び 01/11は休み) ※11/20(金)のみ9:00〜17:00
各展示会期は展示作品詳細にてご確認ください
- 会場
- 同志社女子大学 知徳館1階C163 mscギャラリー
- お問い合わせ
- 同志社女子大学 学芸学部 情報メディア学科事務室 TEL: 0774-65-8635
展示作品
- 展示期間:2015年11月2日 ― 11月6日
- Re:城の崎にて / 谷垣 愛里
- 志賀直哉が療養中に執筆した作品として知られている「城の崎にて」。この小説を元に、志賀直哉の死生観を人間ではなく生き物の視点から捉え、それをアニメーションの形でビジュアル化しました。
「城の崎にて」というタイトルのRe(repeat)には2つの意味を持たせています。一つは、約100年前に志賀直哉が文章で表現しようとしたものを、再び視覚的に表現することを試みるという意味。もう一つは、生き物が生まれ死んでいくということは、常時繰り返されているという意味です。このアニメーションを通して、志賀直哉の死生観はもちろん、彼がどのような気持ちで生死を見つめてきたのか、その際に彼が感じたものを共有してもらえると幸いです。彼が城崎で感じた「淋しさ」と「暖かさ」に触れてみてください。
- 展示期間:2015年11月10日 ― 11月16日 (土日休館)
- 広告見本市 ある。ない。あれ。 / 池田 愛
- (1)広く世間一般に告げ知らせること。
(2)商業上の目的で、商品やサービス、事業などの情報を積極的に世間に広く宣伝すること。また、そのための文書や放送など。
※暮らしの中で多く接する機会のある広告。「ひと」と「もの」を仲介する存在でありながら、誇張表現、コピーライトなどの問題を抱える中、広告とはどこまでいっていいものなのか、を探る手がかりになればと考えます。
※今回制作する広告は全て架空で存在し「ない」ものを広報するものになっています。今回の広告を実際に「ある」もののように感じ、「あれ。」っと思っていただければ幸いです。
- 展示期間:2015年11月18日 ― 11月24日 (土日休館、※20日のみ9:00~17:00)
- stellascope / ma×co(小松原 舞、眞鍋 明莉)
- 昔から、私たちは星で季節を知ったり天気を予測するなど生活の指標として星を眺め、星と共に生きてきました。その星たちの中でも星座占いなどで有名な十二星座と、いつも真上から私たちを見守る星の中心・北極星で何かを創造したいと思いました。作品のタイトルはイタリア語で星を意味する“stella”と、望遠鏡の“telescope”から組み合わせて“stellascope”としています。そしてこの二つの単語の頭文字のSSには、それぞれの星が持つ話“star story”という意味も込めています。テーマである十二星座と北極星にまつわる話からイメージを膨らませ、髪型や服装、装飾の全てを自分たちで考え製作しました。また、展示の空間作りにもこだわっているので足を運んで頂いた際にはプラネタリウムを見ているように感じていただけたらと思っています。
- 展示期間:2016年1月7日 ― 1月14日 (土日、11日休館)
- 村木ゼミ研究成果発表 / 村木ゼミ8期生
- 中村 唯香、山崎 綾花、清水 舞、林 由貴絵、東田 あかね、木村 明日美
- 女子大生の理想の図書館とは!? シミュレーションしてみました。大学図書館をより多くの学生に利用してもらうため、「どんな図書館ならもっと行きたくなるか」を考えました。図書館をよく利用する学生もそうでない学生も一緒にアイデアを出し、考えたのが「空き時間の居場所」という図書館の新たな役割です。その新しいコンセプトを同志社女子大学京田辺図書館でシミュレーションしてみました。
- 宮沢 夏帆、西山 莉那、能野 弘子、清水 結愛、山崎 夏穂、山内 菜央
- 数あるドラえもんの道具をメディアの目線で見てみました! 藤子・F・不二雄大全集ドラえもんに登場する道具を抜き出し、その中からメディアに関連する道具を選出しました。選出した道具に対してさらに細かく分類し、村木ゼミイチオシ道具の紹介をしています。その他にも、登場回数ランキングや登場する道具に関するクイズも行っています!
- 展示期間:2016年1月18日 ― 1月22日
- 相反する静騒 / 前田 真里奈
- 私たちは普段、静けさや騒がしさを耳で聴いて判断することが殆どなので、それらを目で見て判断することはあまりないかと思います。そこで、今回の公募展では音を使わず、耳を使わず目だけで静けさや騒がしさを判断できるような写真とオリジナルフライヤーの展示をすることにしました。
テーマは「静と騒の融合」。静けさをイメージさせる「冬」という季節と、騒がしさをイメージさせる「クラブ」を組み合わせ、冬をテーマにしたクラブのオリジナルフライヤーを制作しました。私の頭の中にある、冬しかオープンしない仮想クラブ「Club RaRa2n」のイベントフライヤーを、ぜひ観に来てください。また、フライヤーだけでなく、冬をテーマにした写真とフライヤーを半分ずつ飾るので、静けさと騒がしさの比較をし、その差を感じてもらえたらと思います。
REPORT
2015年11月2日(月)~ 2016年1月22日(金)の期間に、2015年度同志社女子大学情報メディア学科学生公募展『八展 - やってん』が開催されました。
学生から作品案を募集する学生公募展。企画が通ればmscギャラリーの空間を利用して、自身の作品を展示することが出来ます。今年は6グループ17名が参加し、期間中に順番に展示を行いました。展示内容は、アニメーション、インスタレーション、研究成果発表、写真、ポスターデザインと、個性的な作品が揃いました。