超入門プログラミングワークショップープログラミング脳の作り方ー
- 2015.05.21
- 2015年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2015年度 第3回 情報メディア学科ワークショップ
プログラミング系の授業を受けていて「わからない」、「ついていけない」と悩んでいませんか?
プログラミングには『コツ』があるんです。
このワークショップでは、プログラミングをする前段階としての普段とは少し違った考え方とモノの捉え方、勉強法などの習得を行います。
※このワークショップでは、ほとんどプログラムを書かない予定です。
- カテゴリー
- ワークショップ
- 講師
- 尾崎祐介(メディアサポートセンター)
- 開催日時
- 2015年6月27日(土)10:00〜17:00(予定)
- 場所
- 情報メディア演習室3(C164)
- 対象
- 情報メディア学科・情報文化専攻 在学生
- 定員
- 先着20名
- 持ち物
- 筆記用具、昼食
- 申し込み
- 2015年5月25日(月)〜6月26日(金)16:30まで
情報メディア学科事務室(C206)
REPORT
メディアサポートセンター尾崎氏によるワークショップを開催しました。
「超入門プログラミングワークショップ -プログラミング脳の作り方-」と題した今回のワークショップは、プログラミング言語や技術の習得ではなく、プログラミングをするために必要となる物事の見方や考え方、オブジェクト指向の概念を理解することが目標でした。
最初に、プログラミングをするうえで欠かせない「論理的思考」と「具体的・抽象的思考」が、「学校」や「動物の種類」などの例を題材に説明され、つづいての「オブジェクト指向」の説明では、オブジェクト指向を理解する上で知っておくべき8個のキーワードが、文房具や食べ物の例を挙げながら説明されました。
その後、クラス化を実感するため、「えんぴつ」や「靴」などの身近な物が書かれたカードを各自が選び、その対象物について考えたフィールドやメソッドをシートに記入しました。作成したシートを順番に尾崎氏にチェックしてもらうと、自分では気づかなかったフィールドやメソッドを指摘されることが多かったようですが、カードを変え、クラス化の練習を繰り返すうちに、はじめに説明を聞いた時にはよくわからなかったオブジェクト指向のキーワードや概念について、理解を深めることができたようです。
最後に、ひな形が用意されたjavaのソースコードに各自が作成したクラスを反映し、実行させる練習を行い、美しいソースの書き方やデバッグの方法など、プログラミングのこつも教えてもらいました。
ある事物について分析し、クラス化したものをソースで表すという、オブジェクト指向プログラミングには必須となる一連の流れを知ることができた今回のワークショップは、「プログラミングする」ということの理解を深めるよい経験になったのではないでしょうか。
参加者12名