演劇ワークショップ「緊張とリラックスー演技を通じて考えるー」

演劇ワークショップ

2015年度 第4回 情報メディア学科ワークショップ

俳優の基礎的な作業を通じて、緊張とリラックスを体感しコントロールする方法を学びます。
演劇に限らず、面接やプレゼンテーションにも活かせる内容です。

カテゴリー
ワークショップ
講師
あごうさとし氏(演出家・俳優・アトリエ劇研ディレクター)
開催日時
2015年7月5日(日) 10:00〜16:00(予定)
場所
聡恵館5F T558
対象
情報メディア学科・情報文化専攻 在学生
定員
先着16名
持ち物
筆記用具、昼食
服装
動きやすい服装
申し込み
2015年6月10日(水)〜7月3日(金) 16:30まで
情報メディア学科事務室(C206)

あごうさとし氏プロフィール

劇作家・演出家・俳優・アトリエ劇研ディレクター。
「複製技術の演劇」を主題にデジタルデバイスや特殊メイクを使用した演劇作品を制作する。
2014-2015年、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員として、パリに3ヶ月滞在し演出・芸術監督研修をうける。代表作に「total eclipse」( 横浜美術館・国立国際美術館2011)「複製技術の演劇̶ パサージュⅢ-」(こまばアゴラ劇場・enoco・アトリエ劇研2013-2014)等がある。若手演出家コンクール2007最優秀賞受賞 2010年度京都市芸術文化特別制度奨励者利賀演劇人コンクール2012奨励賞受賞 2013-2014公益財団セゾン文化財団ジュニア・フェロー 神戸芸術工科大学非常勤講師

REPORT

身体を緊張させたりリラックスさせたりすることで、声・心・身体を意図的にコントロールするというのが、ワークショップの主題でした。

午前は参加者の自己紹介からはじまりました。
あごう氏は自己紹介の最中の動きや姿勢をメモしており、自己紹介の後、自分がどういう姿勢で自己紹介をしていたか、話した内容を覚えているかということ等を参加者に聞いていました。
次に「身体のニュートラルな感覚を分かっておくことが役者にとって重要で、演技の際の加減がつけやすくなる」ということを教えていただき、二人一組になり一人が椅子に座り、もう一人が座っている人の頭や足などをニュートラルな状態にさせる方法を学びました。その後、ほぐれた体でもう一度、自己紹介をおこない、前と後で何が違ったかを確認しました。

午後は室内にある目標物を見ながら、それぞれがバラバラに歩き回ることから始まりました。目標物が見えなくなると別の目標物を決め、またそれを見ながら歩くことを繰り返し行いました。他者や空間との距離や関係性を把握するという意図でした。
次に午前と同様に二人一組になり一人が仰向けに寝て、もう一人が肩や肩甲骨を押さえたり、両腕をブラブラさせたり、腰を持って上半身を揺らしたりしました。その際、仰向けに寝ている方は声を発声しながら揺さぶられていました。押さえられた状態(緊張状態)とリラックスした状態(緩和状態)での発声の違いが分かりやすく参加者はその違いの大きさに驚いていました。
最後に台本が配られ二人一組のままで演技を行い、演技や発声の指導と批評をしていただきました。

緊張と緩和というテーマから演技の細かいところまで、幅広く学ぶことができたワークショップでした。

参加者:10名