ポートフォリオ作成ワークショップ
- 2015.10.07
- 2015年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2015度 第7回 情報メディア学科ワークショップ
就職活動、面接、プレゼンテーションで自分の制作物を見せる際に使われるのがポートフォリオです。ポートフォリオ自体のデザインの善し悪しが、評価に少なからず影響を与えることがあります。このワークショップではポートフォリオの構造、作成方法、美しく見せるコツ、フォント選び、文字組みなどについて学び、自分のポートフォリオを制作してみます。
- カテゴリー
- ワークショップ
- 講師
- 世ノ一 善生氏(グラフィックデザイナー、滋賀大学准教授)
- 開催日時
- 2015年11月8日(日) 10:00〜17:00(予定)
- 場所
- 情報メディア演習室3 (知徳館 1F C164)
- 対象・定員
- 情報メディア学科・情報文化専攻 在学生 先着24名
(希望者が多数の場合、3〜4年次生優先) - 持参物
- 自分の過去の制作物の記録画像データ(各制作物につき4点ほど)
昼食 - 申込期間
- 2015年10月9日(金)〜11月6日(金) 16:30
同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206) - お問い合わせ先
- 同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206)
TEL.0774-65-8635
REPORT
グラフィックデザイナーの世ノ一善生氏を講師にお迎えし、ポートフォリオについて学びました。
午前は世ノ一氏ご自身のポートフォリオを見ることから始まりました。学生が氏のポートフォリオで気づいた点を挙げていくと、氏がその意図を説明してくださいました。
ポートフォリオで大切なポイントやポートフォリオ用に制作物を撮影するときの注意点、見栄えをよくするためのコツを教えていただき、さらに紙面のレイアウトの種類、紙の選び方を説明していただきました。
次にPhotoshopを使いながら、ポートフォリオに使う画像の加工に関するコツや方法を学びました。
午後はタイポグラフィーについて学ぶことから始まりました。書体の分類、特徴、文字の持つ余白や線の太さの違いなどが与える印象について説明を受け、一般的な文字組みを行う場合は、マージン、文字サイズや行間サイズの平均的な値を基準として大きさを決めることなど、具体的な考え方や手法を様々な資料を見ながら教えていただきました。
次にAdobe InDesignを用いて、基本的な操作方法からマスターページの作成方法、和欧混植などについて学びました。
操作に慣れてきたところで、実際に6ページのポートフォリオを作成し、プリントアウト、断裁までを行いました。
ポートフォリオについてだけではなく、デザインすることの根本的な意味や目的を学ぶことができた有意義なワークショップとなりました。
参加者 5名