映像表現ワークショップ「映像制作を通して学ぶアート表現」

このワークショップでは、映像作家山城知佳子さんをお迎えし、「表現すること」にたいする意識を高めていくことを目的とします。山城さんと数分程度の映像作品を制作することで、なにかを表現するときに必要となってくる「思考と技術のスキル」を学んでいきます。
※制作した作品は学外で上映する予定です。

講師
山城知佳子氏(映像作家、美術家)
日時
11月5日(土) 10:00〜17:00(予定)
場所
情報メディア演習室3(知徳館 1F C164)
対象
情報メディア学科・情報文化専攻 在学生
定員
先着24名
参加申込
2016年11月4日(金) 16:45まで
同志社女子大学情報メディア学科事務室(C206) TEL:0774-65-8635
事前準備
ワークショップ内で自身のこれまでの制作物や現在の関心を10分以内で紹介できるよう準備してください。制作物にかんしては、これまでの授業や演習などの課題でも問題ありません。

紹介の方法例
・これまでの自身の制作物を写真や映像、カラー印刷などで提示し、そのコンセプトや狙いを口頭(あるいはKeynoteなど)で紹介する
・制作や表現にかんして自身の現在の関心(今後どのような制作や表現をしたいのか)を口頭(あるいはKeynoteなど)で紹介する

山城知佳子作品展

山城知佳子+同志社女子大学情報メディア学科コラボ作品上映 概要:作品展の期間中に山城知佳子さんが講師をつとめられたワークショップ「映像制作を通して学ぶアート表現」(同志社女子大学情報メディア学科)の成果作品を上映いたします。山城さんと学生たちが作り出す作品とは!?こうご期待。

日時:11月6日(日)12:00-18:00
場所:MEDIA SHOP | gallery
入場料:300円(同志社女子大学学生およびチケットをお持ちの方は入場無料 *学生証の提示あるいは印のあるチケットの提示が必要)

ARTZONE 山城知佳子作品展

関連イベント 山城知佳子氏特別講演

日時
2016年11月4日(金) 15:00〜16:30(4講時「メディア論」)
場所
同志社女子大学 京田辺キャンパス T352(聡恵館 3F)
対象
情報メディア学科・情報文化専攻 在学生
ワークショップに参加する人、興味のある人はぜひご参加ください。

講師プロフィール

山城知佳子(やましろ ちかこ)/映像作家、美術家
1976年沖縄生まれ。沖縄県立芸術大学大学院絵画専修修了、現在同大学非常勤講師。近年の主な展覧会に、2016年「あいちトリエンナーレ2016」旧明治屋栄ビル(愛知)、2015-16年「第8回アジアパシフィックトリエンナーレ」QAGOMA(オーストラリア)、2015年「East Asia Feminism: FANTasia」ソウル市立美術館(韓国)、2012年「森美術館MAMプロジェクト018:山城知佳子個展」森美術館(東京)など。主な書籍に2016年「循環する世界-山城知佳子の芸術-」(ユミコチバアソシエイツ刊)、2012年「Chikako Yamashiro」(同左)などがある。

撮影:鷹野隆大

REPORT

11月4日15:00から16:30にかけて、美術家・映像作家の山城知佳子氏を招聘し、特別講演会を開催した。沖縄出身で、現在も沖縄で制作活動をおこなっている山城氏と作品は、とりわけ、戦争やマイノリティ、女性などといった観点で現在、国内外で非常に高い評価をえている美術家・映像作家である。特別講演では、映像メディアによる表現というテーマで、そうした高い評価を受けている作品の制作やアート活動でのコンセプトや想いについてのお話いただいた。
 また、翌5日には、10:00から17:00まで、山城氏を講師にむかえ、「映像制作を通して学ぶアート表現」という映像表現ワークショップを開催した。ワークショップでは、参加した情報メディア学科の学生と山城氏とで作品制作を行い、その制作プロセスのなかで「表現とは何か」また「表現するとはどのようなことか」という問いへの応答を探求した。
 制作された作品は、11月6日に京都市河原町三条にあるMEDIA SHOPギャラリーで山城氏の映像作品とともに上映された。上映中は多くの来場者があった。今後は来場者の意見や感想を鑑み、ワークショップ参加学生の表現にたいするさらなる探求を目指していく予定である。

(同志社女子大学情報メディア学科助教 松谷容作)

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