映像制作ワークショップまつり 第三回 After Effects編
- 2017.05.13
- 2017年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2017年度 情報メディア学科ワークショップ 第三回 After Effects編
第三回 After Effects編
- 講師
- 尾崎祐介氏(mscスタッフ)
- 開催日時
- 2017年7月2日(日)10時〜17時(予定)
- 集合場所
- 情報メディア演習室2(C162)
- 参加資格
- 情報メディア学科在学生、情報文化専攻在学生
- 定員
- 先着28名
- 対象
- 初心者
- 内容
- 「After Effectsの制作事例の紹介」「基本的な使い方」「モーションタイポグラフィ」「静止画から動画の作成」「After Effectsの標準エフェクトを使った動画の加工」など ※内容は若干変更される場合があります
- 持ち物
- 筆記用具、昼食
- 参加申込
- 6月30日(金) 16時30分まで
同志社女子大学 情報メディア学科事務室(C206) TEL:0774-65-8635
REPORT
映像制作ワークショップまつり第三回「After Effects編」を開催しました。
Adobe After Effectsとは、モーショングラフィックやビジュアルエフェクト、コンポジットなどの用途で幅広く使用されている、CG・VX・TV・CM・映画・アニメなどの制作現場における標準アプリケーションです。
本ワークショップは初心者を対象として、After Effectsの基礎的な使用方法の講義と実践が、情報メディア学科メディアサポートセンターのスタッフ尾崎祐介氏によりおこなわれました。
はじめに、After Effectsを使用して制作された映像作品を鑑賞しました。参考シーンをコマ送りで再生しAfter Effectsがどのような手法で使用されているのかをじっくりと確認することで映像表現についての知識を深めました。
次に、実際にAfter Effectsにふれながら、操作パネルのなかの各パネルの名称や使い方などの基本的な操作方法を学び、キーフレームアニメーションの作成にうつりました。
初心者にはむずかしい「キーフレーム」という概念が理解できるよう、「ボールに見立てた正円の静止画を横に移動させる」という簡単なアニメーションをつくりました。ボールのサイズや速度、透明度などキーフレームに登録された数値のプロパティがそれぞれどこに作用しているかを確認しながら理解を深めたところで、午前が終了です。
午後からは、より高度な映像技術を学ぶため、まずはテキストを自在に動かすテキストアニメーションの作成を行いました。
つづいてキーイングによるクロマキー合成方法を体験した後、動画内の一部分にオブジェクトを追従させるモーショントラッキングという方法を学びました。
締めくくりに、今日学んだ技術を用いた「オリジナルロゴアニメーション」の制作に各自で取り組みました。柔軟な発想からうまれたイメージを映像化するため、休憩時間にも積極的に質問したり、学生同士で教えあったりと、意欲的な学生の姿が印象的でした。
制作したロゴアニメーションはサーバに提出し、ワークショップの最後にみんなで鑑賞しました。
今回のワークショップで得た知識と経験を、今後の映像制作におおいに活かしてくれることを期待します。
参加者 24名