映像制作ワークショップまつり 2018 第四回 After Effects編

第四回 After Effects編

講師
清水久美氏(mscスタッフ)
開催日時
2018年7月22日(日)10時〜17時(予定)
※日程が変更になりました
集合場所
メディア演習室2(C162)
参加資格
メディア創造学科 / 情報メディア学科在学生、情報文化専攻在学生
定員
先着28名
対象
初心者
※昨年、本ワークショップに参加していない学生を優先します
内容
「After Effectsの制作事例の紹介」「基本的な使い方」「モーションタイポグラフィ」「静止画から動画の作成」「After Effectsの標準エフェクトを使った動画の加工」など ※内容は若干変更される場合があります
持ち物
筆記用具、昼食
参加申込
メディア創造学科事務室(C206) TEL:0774-65-8635
7月6日(金)16時30分まで

REPORT

映像制作ワークショップまつり第四回「After Effects編」を開催しました。
Adobe After Effectsとは、モーショングラフィックやビジュアルエフェクト、コンポジットなどの用途で幅広く使用されている、CG・VX・TV・CM・映画・アニメなどの制作現場における標準アプリケーションです。

初心者を対象としたAfter Effectsの基礎的な使用方法の講義と実践が、メディア創造学科メディアサポートセンターのスタッフ清水久美氏によりおこなわれました。

はじめに、After Effectsを使用して制作された映像作品を鑑賞しました。参考シーンをコマ送りで再生しAfter Effectsがどのような手法で使用されているのかをじっくりと確認することで映像表現についての知識を深めました。

次に、実際にAfter Effectsにふれながら、操作パネルの中の各パネルの名称や使い方などの基本的な操作方法を学び、キーフレームアニメーションの作成にうつりました。
初心者にはむずかしい「キーフレーム」という概念が理解できるよう、「単純な図形を描画して横に移動させる」という簡単なアニメーションをつくり、図形のサイズや速度、透明度などキーフレームに登録された数値のプロパティがそれぞれどこに作用しているかを確認しながら理解を深めました。次にグラフエディタを使ってそのアニメーションにイーズイン・イーズアウトをつけることで、動きにより大きな緩急と幅が生まれることを確認しました。続いてAfter Effects上で作成したテキストにモーションパスを使ってアニメーションさせる方法を学び、午前は終了しました。

午後は、より高度な映像技術を学ぶため、まずはパペットツールを使った静止画にアニメーションつけることから始めました。

つづいてキーイングによるクロマキー合成方法を行なった後、別の動画内の一部分にキーイング後の動画を追従させるモーショントラッキングという方法を学びました。
次に映像効果としてよく使われるパーティクルの使い方を学びました。設定項目が多いエフェクトなので学生たちは説明を聞きながらこまかくメモを取っていました。

締めくくりに、今日学んだ技術を用いた「自分のアイドルサイン」の制作に各自で取り組みました。ペンタブレットやマウスで自分のサインを書き、そのデータをAfter Effectsに読み込み、パーティクルやその他のエフェクトを使用して可愛らしいアイドルサインを作っていました。楽しげな学生の姿が印象的でした。

台風の影響で急遽日程を変更しての開催となり参加人数が少なくなってしまいましたが、今回のワークショップで得た知識と経験を、今後の映像制作におおいに活かしてくれることを期待します。
参加者 10名

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