小原一真氏講演会「空白を埋める」

小原一真氏講演会「空白を埋める」

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「パンデミック下におけるメディアの検証と実践 」

COVID-19がもたらしたパンデミックは、同時並行的に各国の政治とメディアの質を他国と比較できる形で明らかにした事象でもあります。2020年4月、緊急事態宣言の中、各国の報道内容の比較を行った私は、明らかに異質な日本のコロナ報道に愕然としました。私たちは何を見ていて、何を見ていないのか。誰を守ろうとしているのか。コロナ禍で果たすべきメディアの役割を考えたいと思います。

また、後半では、現在進行中のプロジェクトとこれまで本作りを通して行ってきたプロジェクトを発展させるための実践について紹介します。

カテゴリー
講演会
講師
小原一真氏(写真家・ジャーナリスト)
開催日時
2021年5月14日(金)10:00ー
対象
同志社女子大学 学生および教職員
場所
オンデマンド配信
こちらから視聴できます
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お問い合わせ
同志社女子大学 メディア創造学科 事務室
TEL:0774-65-8635

プロフィール 小原一真氏 / 写真家・ジャーナリスト

1985年岩手県生まれ。写真家、ジャーナリスト。ロンドン芸術大学フォトジャーナリズム修士課程卒業。2011年3月、震災直後にリース会社を退職し津波、原発被災地の撮影を始める。2012年、 東日本大震災と福島第一原発・原発作業員を記録した写真集『RESET』(ラースミュラー出版/スイス)を刊行。その後、第二次世界大戦における日本の子どもたちの歴史を表現した『Silent Histories』(Editorial RM/メキシコ/2015)、長期的視野からチェルノブイリ原子力発電所事故を記録した『Exposure/Everlasting』(Editorial RM/メキシコ/2017)を出版。その後もフランスのFestival Photoreporterや在日本オランダ大使館より助成を受け、戦争や核などの災禍の中で見えなくなっていく個に焦点を当てた作品を精力的に発表。世界報道写真賞受賞の他、Paris Photo- Aperture book Awardショートリストや米TIME誌のBest photobookなど写真集も国際的に評価されている。2020年には米ナショナルジオグラフィック協会より助成を受けて、コロナ禍の最前線で働く看護師・介護士による看取りの記録を続けている。

イメージデザイン:メディア創造学科4年次 筒井綾乃

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