関口ゼミ産学連携ブライダルプロジェクト発表会「四季彩菓・福ひらき」
「四季彩菓・福ひらき」
産学連携ブライダルプロジェクト「四季彩菓・福ひらき」の発表会を2022年6月12日(日)に実施しました。
当日は、演出企画のプレゼンテーションだけでなく、私立大学の先駆となる学問所「有斐斎 弘道館」(京都市上京区)様に会場をご提供頂き、ヘアメイク、着付けなどは本格的にプロの方に依頼する一方、ゼミでの学びを活かし、プランナーやカメラマン、音響照明担当のスタッフから新婦役、招待客役まで全てゼミ生が務め、模擬挙式を行いました。
本プロジェクトは、和婚の減少や儀式の簡略化により、京都の伝統産業需要が減少している現状をふまえ、伝統文化の新たな展開を学生たちのアイデアで切り拓き、盛り上げていくことを目的にしています。
2021年度は老舗京菓子店 有職菓子御調進所 老松(京都市上京区 (株)老松・太田進氏)様とのコラボレーションを行い、2年次生(現3年次生)が、和菓子に使用される二十四節気を用い、結婚披露宴で定番化しているケーキカットに替わる新たな演出プラン「四季彩菓・福ひらき」を完成させました。婚礼部門に関しては、株式会社TNCブライダルサービス(京都市東山区 代表取締役・木村俊昭氏)様にご監修頂きました。
演出には、有職菓子御調進所 老松様に本企画のために特別に製作いただいた、きんとんで覆われた大きな和菓子「福結菓(ふくゆいか)」(※)をひらくことで、新郎新婦のこれからの幸せをひらいてほしいという願いが込められています。
「福ひらき」では、参列者にあらかじめ落雁を配布し、本演出にて配布された落雁が福結菓の中身と同じ色であった場合、特別な和菓子が贈られるといった、「福引き」の要素も含んだ参列者参加型の仕掛けを施しました。この新たな演出で披露宴を盛り上げるとともに、新郎新婦・参列者が和菓子の伝統や美しさを自然と感じてもらえるよう工夫しました。
この婚礼演出プランは株式会社TNCブライダルサービス様、また、「福結菓」は、今回の連携企業である老舗京菓子店 有職菓子御調進所 老松様から、それぞれ販売されます。
同プランの販売促進活動として、Webページ・PR動画の制作も全て関口ゼミ生が行いました。
※【福結菓(ふくゆいか)】
・大きさ:直径17cm、高さ10cm
・素材:上用きんとん
・装飾:季節に応じた色彩、モチーフ(桜や紫陽花など)で装飾
「四季彩菓・福ひらき」Webページ
「四季彩菓・福ひらき」老松が込める婚礼菓子への想い YouTube動画
- カテゴリー
- 研究発表
- 日時
- 2022年6月12日(日)13:00-14:00
- 会場
- 有斐斎 弘道館(京都市上京区)
- 主催
- 同志社女子大学 学芸学部 メディア創造学科 関口ゼミ
- 協力
- 株式会社TNCブライダルサービス
株式会社老松
有斐斎 弘道館
森泰子きもの学院
鉢呂寿子様(ヘアメイク)
松尾健太様(新郎役)