映像制作ワークショップまつり2021【After Effects編】
- 2021.06.16
- 2021年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
映像制作ワークショップまつり2021【After Effects編】
映像制作に関わるワークショップ 第二回「After Effects(アフターエフェクトワークショップ)編」では初心者を対象にAdobe After Effectsの使い方を学びます。
- 講師
- 尾崎祐介氏(メディアサポートセンター)
- 開催日時
- 2021年7月18日(日) 10時〜17時(予定)
- 集合場所
- メディア演習室3(知徳館C164)
- 参加資格
- メディア創造学科在学生、情報文化専攻在学生
- 参加条件
- とくになし
※自分のMacBook Airがきちんと動くようにしておいてください - 定員
- 24名(先着順)
※応募多数の場合、これまで本ワークショップに参加していない学生を優先します - 内容
- 「After Effectsの制作事例の紹介」「基本的な使い方」
「モーションタイポグラフィ」「静止画から動画の作成」
「After Effectsの標準エフェクトを使った動画の加工」など
※内容は若干変更される場合があります。 - 持ち物
- MacBook Air、MacBook Air用ACアダプター、筆記用具、メモ帳、昼食
- 応募期間
- 6月23日(水)8時30分〜7月16日(金) 15時00分
※定員内におさまったかどうかについては、7月16日(金)17時までに全員にメールでお知らせします - 申し込み
- こちらのFormsから申し込みしてください(受付終了)
- 問い合わせ
- メディア創造学科事務室
TEL:0774-65-8635
REPORT
初心者を対象とした、After Effectsの基礎的な使用方法の講義と実践が、メディア創造学科メディアサポートセンターのスタッフ尾崎祐介氏によりおこなわれました。
Adobe After Effectsとは、モーショングラフィックやビジュアルエフェクト、コンポジットなどの用途で幅広く使用されている、CG・VX・TV・CM・映画・アニメなどの制作現場における標準アプリケーションです。
はじめに、After Effectsを使用して制作された映像作品を鑑賞しました。参考シーンをコマ送りで再生しAfter Effectsがどのような手法で使用されているのかをじっくりと確認することで映像表現についての知識を深めました。
次に、実際にAfter Effectsにふれながら、操作パネル内の各パネルの名称や使い方などの基本的な操作方法を学び、キーフレームアニメーションの作成にうつりました。初心者にはむずかしい「キーフレーム」という概念が理解できるよう、「正方形の静止画を移動させる」という簡単なアニメーションをつくりました。ボールのサイズや速度、透明度、回転などキーフレームに登録された数値のプロパティがそれぞれどこに作用しているかを確認しながら理解を深めたところで、午前が終了です。
午後からは、より高度な映像技術を学ぶため、まずはテキストを自在に動かすテキストアニメーションの作成を行いました。
続いて、インフォグラフィックやモーショングラフィックの際多用されるベクターデータをパスの始点から終点までアニメーションさせて描画する方法や、マスク処理の方法など実践的な技術を学び、締めくくりに、今日学んだ技術を用いて任意の単語を決めてその意味をビジュアル・アニメーション化させる制作に各自で取り組みました。
休憩時間にも積極的に質問したり学生同士で教えあったりと意欲的な学生の姿が印象的で、ワークショップ終了後に実施したアンケートでは、予定している映像制作に今回得た知識と経験を活かしたいというコメントが多くみられました。
参加者 17名