Women’s World of Words
Wordscape:women x representation x language
multi-disciplinary,multi-lingual,visual representation
Critical Discourse Analysis, Literary Analysis, and Writing System/
Typography – these three fields of research were the starting point of this project, in which three female researchers explored the relationship between language and the “image of women”.
This exhibition is the outcome in which e ach researcher defined one research topic, analyzed it from a multilingual perspective, and supported each otherʼs research through dialogue.The work shown at the exhibition is not completed, but is rather considered an instrument to discuss thoughts, insights, and questions that we hope will lead to an exchange with the audience.
「ワードスケープ:女性 × 表現 × 言語」
多分野、多言語、視覚的表現
批判的言説分析、文学分析と文字学・タイポグラフィ、この3つの異なる研究分野を起点とし、3人の女性研究者が考察する言語と『女性像』の関係性。各自で、一つ研究課題を定義し、多言語の視点から分析を行い対談をし、それぞれの研究を支援する一年がかりの実験を形にした展示会。これは完結した作品ではなく、観客との交流につながるような考えや洞察、質問をうながすツールになることを望む。
- 制作
- コレア マリア ファスベンダー・イザベル タカギ マリコ
- 会期
- 2024/03/01 FRI — 2024/03/10 SUN
休館:MON
時間:11:00 — 18:00(最終日は17:00 まで)
- 場所
- 堀川御池ギャラリー
604-0052 京都市中京区油小路通御池押油小路町238‒1
- 助成
- 同志社女子大学 共同研究
- 注意事項
- ギャラリーには、一般利用者の駐輪場・駐車スペースはございません。自転車・バイク・車でのご来場はご遠慮ください。
公共の交通機関をご利用いただきますようお願いいたします。
- LINK
- instagram: mariko.takagi
制作者3名によるトークイベント
- タイトル
- 「Making of Women’s World of Words」
- 日時
- 2024年3月2日(土)14:00〜15:00
- 内容
- 本展示会の制作経緯についてのトークセッションです。
- タイトル
- 「Women, Language, Representation」
- 日時
- 2024年3月3日(日)14:00〜15:00
- 内容
- 制作者3名が、それぞれの研究分野から見た「女性」をテーマにトークセッションを行います。
パフォーマンスアーティスト・辻井美穂氏による、パフォーマンスイベント
- 日時
- 2024年3月10日(日)11:00~12:00、14:00~15:00
- 内容
- ジェンダーの視点から、身体をテーマにしたモノローグ、世代や国境をまたぐ戦争の影響を扱う参加型パフォーマンスを発表してきた同氏によるイベント。
- LINK
- 辻井美穂氏Webサイト
プロフィール
コレア マリア Maria Lucia Correa
同志社女子大学国際教養学科 准教授
文学作品を社会、文化、歴史、思想と不可避的に結びついたものとみなし、近現代の日本文学(とりわけ女性によって書かれた作品)を研究している。学問的関心は、「女性とは何か」(あるいは女性はいかにして存在するようになるのか)という問いをめぐるものである。
ファスベンダー イザベル Isabel Fassbender
関西外大外国語学部・助教。
12年前から日本在住。東京外国語大学博士後期課程を修了(2019 年度)。研究と興味関心は、言説分析(言葉と権力の関係性)の視点を中心に家族社会学、ジェンダーと生殖の政治学。
タカギ マリコ Mariko Takagi
同志社女子大学メディア創造学科 教授
京都在住。日独のタイポグラファーであり、11冊の本の著者、デザイナー。創作においては言語、文字システム、視覚的コミュニケーションを通して、多様性、環境問題、さらに近年はジェンダーに焦点を当てている。髙木は自身の視覚的創作品を、見る者の顕在意識への入り口としている