ニコール・シュミット展

record of doing
ニコール シュミットの仕事+筑山有城 キューブ

カテゴリー
作品展示
開催日時
2011年5月9日(月)〜 6月10日(金)
場所
mscギャラリー(知徳館1F C163)
出展者
ニコール・シュミット氏
筑山有城氏

REPORT

「ヘルムート・シュミット・デザイン」所属のデザイナー、ニコール・シュミットさんの展覧会を開催しました。

大阪は吹田市に生まれ育ち、ドイツのバーゼル造形学校でモダン・タイポグラフィを学ばれたニコールさんは、帰国後、現在の事務所に入り、さまざまなデザイン領域で活躍されています。本展では、彼女がバーゼル造形学校在学中に制作した課題作品や、これまで個人的に制作された冊子などを展示していただきました。

作品は文字や写真などが絶妙にレイアウトされた国際タイポグラフィ様式にもとづくもので、その内容はマンガ・音楽・タイポグラフィ・詩・小説・日本語・色・写真など多方面にわたるものでした。それぞれの分野の特性を最大限に活かしたデザインには、ひとつとして閉塞感が見られず、個々の分野が醸し出す独自の世界感にあふれていました。ときに凝りすぎたデザインは、それ自体の目的をみずから破壊してしまうことがあります。「コンテンツを最大限に活かすためにデザインする」ことは、簡単なように思えて、難しいことなのです。

(今回はニコールさんのご友人である筑山有城氏の金属オブジェ『キューブ』も同時展示させていただきました)。