ジャミラ・ラキーブ氏 講演会『非暴力による平和な世界のプロデュース −ジーン・シャープの思想に共鳴して −』


アルバート・アインシュタイン研究所主席研究員 ジャミラ・ラキーブ氏 講演会
非暴力による平和な世界のプロデュース -ジーン・シャープの思想に共鳴して-

カテゴリー
講演会
講師
ジャミラ・ラキーブ氏
開催日時
2015年2月23日(月)14:00〜15:45
場所
同志社女子大学 京田辺キャンパス 知徳館 C183
参加対象
在学生および一般 参加無料
主催
同志社女子大学 情報メディア学科
共催
同志社女子大学 情報メディア学会
お問い合わせ
情報メディア学科事務室
0774-65-8635
j-gakkai@dwc.doshisha.ac.jp (情報メディア学会)

ジャミラ・ラキーブ氏 プロフィール

ジャミラ・ラキーブ(JamilaRaqib)。アルバート・アインシュタイン研究所主席研究員、マサチューセッツ工科大学(MIT)国際関係学センター研究員。アルバート・アインシュタイン研究所の中心メンバーとして、ジーン・シャープの非暴力運動の研究を補佐し、研究内容を国際的に啓蒙する活動をおこなっている。また、2009年にはジーン・シャープと共同で、Self-Liberation: A Guide to Strategic Planning for Action to End a Dictatorship or Other Oppression などの教育カリキュラムの開発を行っている。

関連イベント 懇親会

2015年 2月23日(月)16:00〜17:00
友和館4階Y401〈多目的ホール〉 ※情報メディア学科生のみ対象のイベントです

REPORT

ジーン・シャープ氏によって設立されたアルバート・アインシュタイン研究所は、20世紀後半において、非暴力による社会改革や平和運動に現実的また具体的な指針を与えてきました。東欧で起こった民主化革命また、中東で起こった民主化の運動をはじめとして世界中でおこった非暴力による社会改革の殆どが、ジーン・シャープ氏の提唱した非暴力行動の指針と理論を背景にしていると言われています。この団体の世界平和への貢献が評価され、2009年、2012年にはノーベル平和賞の候補にもなっています。現代ではSNSなどの情報メディア分野の新しい技術の登場によって市民が連携し社会改革をおこしていく環境が整備され、ジーン・シャープの生みだした非暴力運動の方法論は選択肢を増し新たな位相に入ってきています。今回は、アルバート・アインシュタイン研究所の主席研究員でジーン・シャープ氏の研究を長年補佐してきた、ジャミラ・ラキーブ氏をお招きして「非暴力による平和な世界のプロデュース」というテーマでお話いただきました。

講演会当日、200名を超す学生さんが集まりました。また、平和の問題に興味がある一般の方々も全国から集まり、この分野の研究の理解を本学内だけでなく我々の社会全体で共有することができました。

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