映像ワークショップ インタビューするときに大切なコト7つ
- 2014.06.07
- 2014年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2014年度 第1回 情報メディア学科ワークショップ
- カテゴリー
- ワークショップ
- 講師
- 前田 剛志氏(同志社女子大学、京都市立芸術大学嘱託講師)
- 開催日時
- 2014年6月7日(土) 10:00〜18:00
- 場所
- 情報メディア演習室3 (知徳館 1F C164)
REPORT
1年次生春学期必修科目である『情報メディア基礎演習』では、毎年ドキュメンタリーの制作課題が課されます。グループに分かれて企画を練り、対象を決めてインタビュー撮影を行い、その結果を自由な形態で発表します。
毎年インタビュー動画を制作するグループが多いので、この時期、情報メディア学科の貸出機材を使用した動画撮影入門として、1年次生対象のビデオワークショップを開催しています。
今年の「インタビューするときに大切なコト7つ」と題したワークショップでは、まず映像がどのような要素で成り立っているのかを学ぶため、映像の画そのものについてや、音、テロップの役割、それらの組み合わせに関して例を挙げながら説明しました。
カメラ、マイク、照明機材の使い方、動画データの取り扱いに関してのレクチャーを行い、その知識をもとに実践的な撮影へと移ります。4人1組で6グループ。グループ内で撮影、録音、出演など役割を分担し、実際に30秒〜1分の長さのインタビュービデオを作ることを目指しました。ルールは以下の通りです。
[ルール]
・グループごとにテーマを抽選で選択
・完成作品は30秒〜1分
・カメラは1グループ2台まで
・三脚を使用すること
・周囲の状況やテーマの内容に関する物など、人物以外の被写体も撮影すること
各グループがテーマに沿って撮影した後は、映像編集ソフトPremiere proを使用しての編集方法のレクチャーを受け、グループで撮った素材をメンバー4人がそれぞれに編集しました。
最後に、出来上がった24点の映像作品の上映と合評を行い、それぞれの作品の優れている点や改善点を確認しました。同じ素材であっても編集者が変わると表現方法が変わります。インタビュー映像という括りの中でも、バラエティ要素やドラマ性の強い物も見受けられ、学生たちはさまざまな仕上がりの作品を嬉々として鑑賞していました。
この経験を本番のインタビュー撮影に活かして、質の高いドキュメンタリーが制作されることを期待します。
参加者24名。