ポートフォリオ作成ワークショップ
- 2014.09.17
- 2014年度, アーカイブ, ワークショップアーカイブ
2014年度 第5回 情報メディア学科ワークショップ
就職活動、面接、プレゼンテーションで自分の制作物を見せる際に使われるのがポートフォリオです。ポートフォリオ自体のデザインの善し悪しが、評価に少なからず影響を与えることがあります。このワークショップではポートフォリオの構造、作成方法、美しく見せるコツ、フォント選び、文字組みなどについて学び、自分のポートフォリオを制作してみます。
- カテゴリー
- ワークショップ
- 講師
- 世ノ一 善生氏(グラフィックデザイナー、滋賀大学准教授)
- 開催日時
- 2014年10月25日(土) 9:00〜17:00(予定)
- 場所
- 情報メディア演習室3 (知徳館 1F C164)
- 対象・定員
- 情報メディア学科・情報文化専攻 在学生 先着24名
(希望者が多数の場合、3〜4年次生が優先的に参加できます) - 持参物
- 自分の過去の制作物の記録画像データ(各制作物につき4点ほど)
昼食 - 申込期間
- 2014年9月24日(水)〜10月24日(金) 16:30
同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206) - お問い合わせ先
- 同志社女子大学 情報メディア学科事務室 (C206)
TEL.0774-65-8635
REPORT
グラフィックデザイナーの世ノ一善生氏を講師にお迎えし、ポートフォリオの作成方法を学びました。
まずは世ノ一氏ご自身のポートフォリオについて解説していただきました。氏のポートフォリオを見て学生が気付いた箇所を挙げていき、その箇所についてどうしてそのようにされているのかの理由と共に、ポートフォリオの大きさや形状、色、紙の材質、質感、ページ校正、レイアウト、素材の選別、使用する書体など、すべての要素にデザイン上の裏付けがあることを説明していただきました。
そしてポートフォリオに載せる制作物の撮影方法や、写真的演出について教えていただき、画像編集ソフト『フォトショップ』を使って、トリミング、傾き、パース、階調補正、USM(アンシャープマスク)などの画像処理の実践を行いました。
午後はタイポグラフィについてお話しいただき、DTPソフト『インデザイン』を実際に使って、書体の持つ特徴や漢字と仮名のサイズ比率、和欧混植等について学びました。
続けて具体的な組版数値の指標の解説を元に、タイポグラフィックグリッドなど紙面設計を実践し、最後にその日学んだことを活かして、各自ポートフォリオの見開きページのレイアウトを作成し、出力、カットまでを行い、仕上がりを確認しました。
ワークショップ全体を通して、ポートフォリオの作成はもとより、デザイン業界、印刷業界の基準をふまえた解説で非常に充実した内容となりました。
参加者 11名