情報メディア学会第11回総会・記念講演会 中村佑介氏講演会「みんなの絵と価値の話」
同志社女子大学 情報メディア学会 第11回総会・記念講演会
中村佑介氏講演会「みんなの絵と価値の話」
- カテゴリー
- 講演会
- 講師
- 中村 佑介氏(イラストレーター)
- 開催日時
- 2015年6月3日(水) 15:15〜17:30
- 場所
- 同志社女子大学 京田辺キャンパス 知徳館 8号棟2階 C283
- 参加対象
- 在学生および一般 入場料無料 申込不要
- 主催
- 同志社女子大学 情報メディア学会
- お問い合わせ
- j-gakkai@dwc.doshisha.ac.jp (情報メディア学会)
講師プロフィール 中村 佑介氏
1978年生まれ。兵庫県宝塚市出身のイラストレーター。
ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしのCDジャケットや、『謎解きはディナーのあとで』『夜は短し歩けよ乙女』の書籍カバーなどを数多く手掛ける。また、アニメ『四畳半神話体系』やテレビCM『果汁グミ』のキャラクターデザインやテレビ出演、自身もバンド活動をするなど活動は多岐に渡る。
作品集『Blue』と『NOW』で画集では異例の10万部を記録中。
情報メディア学会 総会・茶話会
総会 17:30〜17:45 京田辺キャンパス 知徳館 8号棟2階 C283
参加対象:情報メディア学科在学生
講演会終了後、同じ会場で行います。情報メディア学科生は必ず出席してください。
茶話会 17:55〜18:55 京田辺キャンパス 友和館 4階 カフェテリア
参加対象:情報メディア学科在学生(申込:不要)
軽食を頂きながら情報メディア学科生の交流会を行います。
講演者の中村氏もご出席されますので、ぜひご参加ください。
REPORT
ASIAN KUNG-FU GENERATION、さだまさしのCDジャケットや「謎解きはディナーのあとで」、「夜は短し歩けよ乙女」の書籍カバーなどを数多く手掛けるイラストレーター・中村佑介氏をお招きし「みんなの絵と価値の話」と題し、ご講演いただきました。
情報メディア学会の学生スタッフの告知の甲斐もあり、学内外から約370名の方々にお越しいただき、立ち見が出るほどの大盛況でした。
講演会ではプロのイラストレーターとしてどのように仕事をしていくかについて、ホワイトボードを使い、イラストを交えながら分かりやすく説明をしていただきました。「注目すべきポイントはデッサン力、色彩、構造の3つ」、「ターゲット層を意識しながら実際のものを参考にし、ポイントを抑えることが重要」、「人のできないことをするからお金(仕事)になる」などのプロのイラストレーターの心得を伺うことができました。また、様々なコンテンツが無料化する中で、クリエイターに対価を支払わないシステムが増えているなど危惧されている点についてもお話しされました。
質疑応答では、事前に参加者から募集をしていた質問に多数お答えいただきました。
講演会終了後に実施した、情報メディア学科生のみが参加する茶話会では、たくさんの学生が自分の作品を持参し、中村氏に講評をいただき感激しておりました。学生からは、「胸が高まる、大変貴重で有意義な時間となった」などの感想が寄せられました。
※この講演会の様子が中村佑介氏のLINEブログでも紹介されました。
http://lineblog.me/yusuke_nakamura/archives/1030694787.html