映像ワークショップ
- 2015.05.01
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2015年度 第1回 情報メディア学科ワークショップ
- カテゴリー
- ワークショップ
- 講師
- 前田 剛志氏(同志社女子大学、京都市立芸術大学嘱託講師)
- 開催日時
- 2015年5月23日(土)、31日(日) 10:00〜18:00
- 場所
- 情報メディア演習室3 (知徳館 1F C164)
REPORT
1年次生春学期必修科目である『情報メディア基礎演習』では、毎年ドキュメンタリーの制作課題が課されます。グループに分かれて企画を練り、対象を決めてインタビュー撮影を行い、その結果を自由な形態で発表します。
毎年インタビュー映像を制作するグループが多いので、この時期、情報メディア学科の貸出機材を使用した動画撮影入門として、1年次生対象のビデオワークショップを開催しています。
今年はより多くの学生に撮影の基礎を知ってもらいたいと考え、同内容のワークショップを2回開催しました。
午前中はビデオカメラ、三脚、マイクなどの基本的な使用方法や設定方法、動画データの取り扱いについてレクチャーを受け、その後インタビュー映像の作例を見ながらその構造について学びました。
午後からは実際に機材を用いての実践となり、午前中に習得した知識をもとに短いインタビュー映像を制作しました。3、4名のグループに分かれ、グループのうち1名が、写真家、スマートフォン・デザイナー、アイドルのいずれかひとつの職業になりきり、他のメンバーがその人物にインタビューを行うという設定で撮影を進めました。
撮影後は、映像編集ソフトPremiere proを使用しての編集方法のレクチャーを受け、グループで撮った素材を使用して、メンバー全員がそれぞれの構成で編集を行いました。
最後に、出来上がった映像作品の上映と合評を行い、各作品の優れている点や改善点を確認しました。
それぞれの作品に、人物を魅力的に撮ろうという工夫やテロップに凝ったものなど、努力の結果が見受けられました。また、編集者がすべて違うため、素材が同じであっても編集次第で幾通りもの完成形態があると知ることが出来ました。
限られた時間の中での撮影/編集作業となりましたが、学生たちは非常に熱心に取り組んでいました。このワークショップで得た知識が、本番のインタビュー映像制作に存分に活かされることを期待します。
参加者 1回目:23名 2回目:25名