TYPE RESET Exhibition vol. 01 言葉と文字「ズレ」展

TYPE RESET Exhibition vol. 01 言葉と文字「ズレ」展

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これが“TYPE RESET”

カテゴリー
作品展示
会期
2019年12月9日(月)ー12月23日(月) 10:00〜19:00
土日休館 最終日17:00閉館
場所
同志社女子大学 京田辺キャンパス 聡恵館1F
ラーニング・コモンズ ギャラリー
主催
TYPE RESET
協力
同志社女子大学
京都造形芸術大学
お問い合わせ
info@settendesign.com

展示作品紹介

「ことばとズレ」 佐藤 淳

 伝統的に育まれてきた方言には文化的価値があると考えている。しかし、ことばが標準化し消えていくことばもある。無くなってしまったことばの多くはコミュニケーションの道具であったのだが存在すら知らないことで世代間のズレを生じさせてしまっている。

「Anata & Watashi」 髙木毬子

 文字で言葉はビジュアル化されます。言語はアイデンティティーの象徴。人称代名詞は言葉を交わす際、話し手、相手、人や物を示す代名詞。ドイツ語と日本語の人称代名詞の比較から読み取るズレ。

「アールを美しく描いてください」 平山健宣

 こう言われて、あなたは「そんなの簡単だ」と思うだろうか。”美しい”とは…”R”とは…と、言葉を突き詰めていくだけで認識がズレていることに気づく。さらに、道具やメディアが変わった時に起こる身体的なズレまである。あなたの”R”はどれぐらいズレていますか。

「揃えることでズレが生じる」 丸井栄二

 文字間を視覚的に調整して、読む側に可読性を与えるレタースペーシング。しかし、文字を組む者によって調整は様々である。では、全ての文字間を決められた数値によって揃えれば「様々」な違いを解消できるのでは。

「言語の限界」 森 公一

 言語は意味の伝達や理解のための記号である。しかし文字が手の運動とその痕跡に由来し、言葉が息による声帯の震えに由来するように、言語はつねに身体・物質・重力・時間などの多様な層と関係している。それは言語が言語として成立する無意識の前提であり土台である。本作品はそこにズレを生じさせる試みである。

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2022年度 同志社女子大学 メディア創造学科 進級制作展 「log.」