【メディア創造学会講演会企画】株式会社ボンズ アニメーションプロデューサー 鈴木麻里氏講演会
株式会社ボンズ アニメーションプロデューサー 鈴木麻里氏講演会
「アニメーションプロデューサーってどんなお仕事?」
大人気シリーズ「文豪ストレイドッグス」のプロデュースを手掛ける、株式会社ボンズアニメーションプロデューサーの鈴木麻里さんをお迎えし、講演会を開催します。講演では、実際の「現場」の視点からプロデューサーのお仕事についてお話しいただきます。
- カテゴリー
- 講演会
- 講師
- 鈴木麻里氏(アニメーションプロデューサー)
- 開催日時
- 2019年7月3日(水)15:30-17:00(開場15:20)
※学会総会のため、情報メディア学科生・メディア創造学科生は
15:00より入場してください - 場所
- 同志社女子大学 京田辺キャンパス 頌啓館ホール(1階)
- 参加対象
- 同志社女子大学在学生および一般
- 申込み
- 不要、入場料無料
- 主催
- 同志社女子大学 メディア創造学会
- お問い合わせ
- j-gakkai@dwc.doshisha.ac.jp(メディア創造学会)
講師プロフィール 鈴木麻里氏(すずき まり)/ アニメーションプロデューサー
株式会社ボンズ所属。2007年にボンズ入社。
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』から制作デスクに。『No.6』などを担当後、『SHOW BY ROCK!!』でアシスタントプロデューサーに、「文豪ストレイドッグス」でプロデューサーを担当。現在放映中の「文豪ストレイドッグス」第3シーズンを引き続き担当している。
メディア創造学会 総会
総会 15:15〜15:30
参加対象:情報メディア学科、メディア創造学科在学生
講演会と同じ会場で行います。必ず出席してください。
茶話会
茶話会 17:30〜18:30(予定)
場所 ラーニング・コモンズ イベントエリア
※情報メディア学科生、メディア創造学科生のみ参加可
軽食を頂きながら、講演者と交流会を行います。
情報メディア学科生、メディア創造学科生はぜひご参加ください。
REPORT
アニメ制作会社の株式会社ボンズでアニメプロデューサーとして活躍されている、鈴木麻里さんに講演頂きました。
講演会は二部制になっており、第一部では主に「プロデューサーのお仕事」について鈴木さんがアニメプロデューサーになるまでのエピソードを織り交ぜながらお話しいただきました。特に印象的だったのはプロデューサーに必要な能力として、コミュニケーションが一番大事だというお話です。よくコミュニケーションは大事だと言われますが、鈴木さんが考えるプロデューサーに必要なコミュニケーションというのは一般的に言われる色々な人と円満な関係を築くことができるという能力ではありません。自分が好きなものややりたいことについて話せる・聞けるということがコミュニケーション能力だとおっしゃっていました。鈴木さんご本人の体験談もあり、説得力のあるお話でした。また、就職については、ご自身の失敗談やそれを乗り越えたエピソード、中途採用によって自分の望むキャリアを目指すことができるといった具体的なアドバイスを頂き、就活を控えている学生にとても有意義なお話でした。
第二部はメディア学科生との対談形式で、学生が知りたいと思っている質問にお答え頂きました。登壇した学生からは「どのようにしてテーマ曲や声優を決めるのか」「続編はいつ決まるのか」「プロデューサーのもつ資質」などの質問がでました。アニメ好きは勿論、プロデューサーなど制作関連の仕事を目指す学生にも興味深い対談でした。
また、インターネットサービスを使って観客の質問やコメントをスクリーンに映し出し、その質問にもお答え頂きました。時には鈴木さんから学生へ質問する場面もあり、学生もただ聞いているだけではなく、一緒になって楽しめる講演会になりました。