同志社女子大学 メディア創造学科
メディア創造学科 学生公募展 2022「Baby’s Breath」

同志社女子大学『メディア創造学科学生公募展』は、本学科の学生がもつ「着眼点とその感性」を学内外に広く発信することを目的とした作品展です。2003年より行われている学生公募展ではアート、デザイン、エンターテインメント、教育、文化など多岐にわたるテーマを扱ってきました。
20回目の節目である本年は合計７組の作品を展示することになりました。
公募展全体のタイトルである『Baby’s Breath (カスミソウ)』は出展者の1 人が提案したキーワードです。
その花言葉は「清らかな心」「親切心」「幸福」とされています。これらの三要素は現代のメディアに欠けているように思えなくもありません。メディアと創造が人に幸福をもたらすものであるとするのならば、それはどのようにあるべきでしょうか？ また、それらを扱う人はどうあるべきでしょうか？そうしたことを考えながら来場者と出展者が「メディアと創造」を共に考えることができる展示を目指したいと思います。

展示作品

展示期間：2022年11月7日～11月9日

『アイドル』-映像、写真、音楽-
片山蓮 橋詰佳奈 片山みのり 木村音葉 松林叶 松尾彩希 白石菜葵
清水優歌 玉ノ木彩穂 永田明音 鳴海茜 植田純奈

私たちは一つの「アイドル」というテーマの下、学年も、出身地もバラバラな12名が、ギャラリーに装飾を施し、それぞれの思い描く「アイドル」を作品化しました。12人の学生が描く「アイドル」の姿を、実際に展示会場に訪れて、ぜひ体感してください。

展示期間：2022年11月11日～11月15日

『富より団子』-ビジュアルデザイン-
田中里奈

｢富より団子｣とは私の出身中学校が｢学区ブランド産品開発プログラム｣の一環で開発した古代米を用いたごま団子のことです。今回コロナ禍で地域のイベントが減少し認知度が低下したことを知り、メディアを学んだ身として自らの制作を通してより多くの人に知ってもらうことを目的としています。

展示期間：2022年11月17日～11月22日

『Nostrastra』-ビデオインスタレーション-
廣瀬柚萌 坂口陽日香

サウンドとビデオとオブジェクトからなるインスタレーション作品。無機質なプラスチックで自然を模し､室内でありながらも外にいるような不思議な空間を作成した。この自然の中で音と映像に心を委ねてほしい。瞑想をするように忙しい日々と離れて、自分と向き合う時間をとってみてください。

展示期間：2022年11月24日～11月28日

『色彩辞典』-ARを用いたカード型コンテンツ-
萱野真実 仲尾光音

日本の固有色名を学ぶ､ARを用いたカード型のコンテンツです。
タブレットをカードにかざすと､その色の名前や詳細が浮かび上がります。学校では基本色名しか学ぶ機会はありません。しかし日本には古来から伝わる様々な色があります。それらを学ぶきっかけになるようなコンテンツを扱いたいと思い、制作しました。

展示期間：2022年12月1日～12月5日

『らしさ』-冊子、写真-
浅田純菜 島袋莉鈴

生きていく上で大事にしたいのに､時に見失いそうになる”らしさ” 。そんな私たちが抱える”らしさ”をテーマに、私たちらしく表現します。みなさんの思うがままに､展示を楽しんでもらうこと。そして、感じた何かをお土産として持って帰ってもらうこと。これらが私たちの願いです。

展示期間：2023年1月10日～1月12日

『ばや展』-インスタレーション-
下里美海 浅川結愛 宮本来夢 仲林春香

皆さんは音楽をどう楽しんでいますか？　音楽の楽しみは人それぞれです。歌詞に注目したり､メロディに注目したり､パフォーマンスに注目したり……。今回､私たちは､SEKAI NO OWARI の『青い太陽』をそれぞれの感性で表現します。この展示で､見ている方の音楽の楽しみ方が広がれば嬉しいです！

展示期間：2023年1月17日～1月19日

『タタナヅク』-インスタレーション-
鈴木聡子

「たたなづく- 幾重にも折り重なる」幼い頃から積み重ねてきた思い出や好きなもの、憧れやたくさんの夢が、幾重にも折り重さなって今のわたしが形成されている。21 歳の私が、これまで積み重ねてきたもの。そして、これから積み重ねていくもの。あわせるとどんな姿になるのだろうか？