Mining VI Gems – VI宝石の採掘

Mining VI Gems - VI宝石の採掘

VI:Visual Identityの略。グラフィックデザインの世界で使われる用語で、
特定の製品、イベント、施設などを識別するために使用される視覚的なシステムを特定する。

「Mining VI Gems」展は、過去10年間の『日本タイポグラフィ年鑑』という輝かしい坑道から、ビジュアル・アイデンティティを掘り起こす展覧会です。この年鑑は日本と世界の最深部からタイポグラフィの輝く宝石を紹介します。また、自分自身が坑夫となり、美しいデザインや知恵を発見するための実践的なワークショップでもあります。参加者のツルハシはペンとノートとなり、ちょっとした採掘の姿勢でいくつかの富を見つけることができるかもしれません。展示企画者ブラザトン・ダンカンと一緒に、この坑道を詳細に探索し、美しい鉱石を取り出してみましょう。

今回の展示と特別講座では、「アイデンティテイ」とは何かを徹底的に追求しますので、夏に開催される「テーマ別講義(Vision150:イメージのビジュアルデザイン)」に参加される学生の方は、ぜひご参加ください。

Mining VI Gems – VI宝石の採掘

会期
2023年5月23日(水) ー 6月2日(金)
9:00〜20:00 土日休館
場所
mscギャラリー
(同志社女子大学 京田辺キャンパス 知徳館6号棟1階C163)
入場無料
お問い合わせ
同志社女子大学 メディア創造学科事務室
Tel 0774-65-8635

Special Lecture 特別講座

Mining Time

“Crab ya mental pickaxe, we’re gonna mine some VI gems”
「精神ツルハシを持って、VIの宝石を採掘するんやで」

日時
2023年5月31日(水)15:00〜16:30
会場
C132教室 & mscギャラリー
対象
同志社女子大学在学生および一般
申し込み
不要・入場無料

プロフィール

ブラザトン・ダンカン氏

試掘者
Hello! → オーストラリア出身で、視覚伝達の学位を取り南オーストラリア大学を2000年に卒業しました。2001年より日本に在住し、グラフィックDESIGNER+THINKER+WRITERとして活動しています。現在は、メディアのデザインを主な仕事にしているほか、芸大ではデザイン専門英語、編集デザインとクリエイティブ研究を教えるなど、デザインとともに編集の大切さを教えています。日本タイポグラフィ協会の理事。

日本タイポグラフィ協会

日本タイポグラフィ協会(JTA) は、文字のコミュニケーションを主体とした表現技術の発展をめざし、1964年に結成された日本レタリングデザイナー協会を引き継いで、1971年に設立されました。現在は海外にも会員組織が広がり、タイポグラフィの広報活動や展覧会の開催、知的財産権の研究など、さまざまな活動を展開しています。1969年発刊の『日本レタリング年鑑』を前身に、1976年には『日本タイポグラフィ年鑑』とタイトルをあらため、優れたタイポグラフィの歴史を記録した年鑑を毎年発行しております。