2024年度メディア創造学会 総会・講演会 林ゆうき氏 講演会「映像と音楽 〜+が×に変わる瞬間〜」
2024年度 同志社女子大学メディア創造学会 総会・講演会
林ゆうき氏 講演会「映像と音楽 〜+が×に変わる瞬間〜」
- カテゴリー
- 講演会
- 講師
- 林ゆうき氏
- 開催日時
- 2024年6月26日(水)
学会総会:15:15-15:30
講演会:15:30-17:00
茶話会 17:15-18:30(メディア創造学科生のみ参加可能) - 場所
- 同志社女子大学 京田辺キャンパス 京田辺キャンパス 知徳館 C283教室
- 参加対象
- 同志社女子大学在学生および一般
- 申込み
- 申込不要、入場無料
- 主催
- 同志社女子大学 メディア創造学会
- 共催
- 同志社女子大学 メディア創造学科
- お問い合わせ
- j-gakkai@dwc.doshisha.ac.jp(メディア創造学会)
講師プロフィール 林ゆうき氏(作曲家、編曲家)
1980年生まれ / 京都府出身
元男子新体操選手、競技者としての音楽の選曲から伴奏音楽の世界へ傾倒していく。音楽経験は無かったが、大学在学中に独学で作曲活動を始める。卒業後、hideo kobayashiにトラックメイキングの基礎を学び、競技系ダンス全般の伴奏音楽制作を本格的に開始、さまざまなジャンルの音楽を取り込み、元踊り手としての感覚から映像との一体感に重きを置く独自の音楽性を築く。
同志社女子大学メディア創造学会総会
学会総会:15:15〜15:30
講演会と同じ会場で行います。メディア創造学科生は必ず出席してください。
茶話会
茶話会:17:15〜18:30
参加対象:メディア創造学科生のみ
会場:恵愛館(かりん食堂)
講演会終了後に茶話会を開催いたします。林さんもご出席されますので、ぜひご参加ご参加ください。
REPORT
劇伴作曲家の林ゆうきさんに「⾳楽と映像 〜+が×に変わる瞬間〜」と題してご講演いただきました。
林さんは⾼校⽣の頃から男⼦新体操を始められ、同じ表現であっても伴奏曲によって⾒え⽅が変わるということに興味を抱き、⾃⾝での作曲活動を⼤学3回⽣の頃から本格的にはじめられました。最初は新体操で使われる楽曲制作からキャリアをスタート。林さんが⾃⾝のデモを「進撃の巨⼈」などの楽曲を⼿掛けられた澤野弘之さんに聴いてもらい、共に関⻄テレビの開局50周年のドラマの楽曲を⼿掛けられたことからテレビ業界に⼊られました。現在は、有名なアニメやドラマ、舞台など数多くの作品の劇伴⾳楽に携わっておられます。
今回の講演会では、主に劇伴作曲家のお仕事について具体的なお仕事のエピソードから制作で⼼がけておられることなどをお話いただきました。その中で林さんが思う良い劇伴⾳楽の特徴はコンセプトがしっかりしている、選曲家さん、⾳響監督さんが使いやすい設定になっているのか、曲だけ聴いても良い⾳楽にできているのかなどだそうです。クライアントからのオーダーを聞くことも⼤事ではあるけれど、⾃分がいいと思う気持ちや考えも残しておくべきといった⾃分の感性を信じることの重要性についても教えていただきました。
講演終了後、質疑応答と茶話会での直接質問の機会を持って頂き、来場者から質問が途切れず、実際に林さんが⼿掛けられた作品の制作秘話など多くのお話を聞くことができました。学⽣を始め、来場者にとって⾮常に多くを学ぶ時間となりました。