季里作品展「つくるまえとあと2005」

カテゴリー
作品展示
開催日時
2005年7月1日 ー 2005年8月1日
場所
mscギャラリー 知徳館 1F C163
出展者
季里(きり)氏

出展者プロフィール 季里(きり)

美術と教育を学んでいた大阪教育大学時代に、新しい表現方法を求めて大阪大学工学部電子工学科CGグループに参加。
画像生成用並列コンピュータ LINKS-1を開発中の大村皓一氏の元でCGアーティストとして活動を開始する。
最初の作品「work1」がNICOGRAPH’83 film&video show優秀賞を受賞、続いて の作品「Chasing the Rainbow」が米国SIGGRAPH ’85 film&video showに選出される。(’93年アメリカにて子供向けビデオパケージとして販売される)

「ひらけ!ポンキッキ」「ひとりでできるもん!」「天才TVくん」など TV番組のアニメーションやバーチャルセットデザインなどを経て
「パラダイス*レスキュ?」「Kaleide[K] KIRI MATSUURA WORKS 1983-1994」など、CD-ROMタイトルを企画・制作。
’93年株式会社七音社設立。ビジュアルプロデューサーとして、ゲーム「パラッパラッパー」シリーズのグラフィックス、「ビブリボン」「モジブリボン」「ライムライダーケロリカン」のキャラクター&グラフィックス、「70万倍速人麗子(Vポータル)」の企画などを担当。

ゲームの企画・制作以外に、企業の研究協力、子供番組等へのキャラクターやアニメーション作品の提供、展覧会、絵本制作、子供向けワークショップなど多方面に「ハッピー&ラブリーな妄想力で世界中を幸せに!」のコンセプトで活動中。
NHKBS「デジタル・スタジアム」のキュレータ、子供の体験教育NPO CANVASフェロー。

REPORT

CGの黎明期1983年より制作活動を続ける女性デジタルアーティスト季里の1997-2004年の近作を集めた展覧会。2004年にNHK「みんなの歌」で放送されたアニメーション作品「ありがとサンキュ?」の絵コンテムービーや制作途中段階のムービー、2003-2004年にNHK「フランス語会話」のオープニングに放送されたアニメーション作品「アミアミアリガトール」のキャラクタースケッチや絵コンテ等通常発表されることのない制作途中の姿もあわせて展示されました。特にプレイステーション・ソフト「ビブリボン」は学生にたいへん人気で、楽しくプレイしていました。

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